お知らせ&お願い
【席の確保について】
開場時にあとから来るお連れ様の席を確保される方がおられます
席の確保はおひとり様一席でお願いします
開場から外で列にお並びの方が一旦全員入場された後より
お連れ様の席確保を解禁いたします
目安は20分後の18時50分ごろの予定です
【チケット購入について】
パスマーケットでの購入時に利便性を考えてコンビニ払いも可能にしております
ですが、一部のお客様が未払いのまま自動キャンセルになる事態が増えております
必ず期日までにお支払いをお願い致します
皆様のご理解ご協力をお願い致します
第5戦 結果
第5戦 審査員寸評
大輪貴史 様
どのチームも甲乙付け難い内容でしたが、監督の名采配でテーマをうまく消化した青がアタマひとつ抜ける結果となりました。
結果論ですが、3チームが団子状態のまま4番手になった順番の妙も、青の勝利の要因かもしれません。
私自身も青に最も多くポイントを割り振りました。
個人のポイントは、みなさん同様私も青の相良朱音さんに最も多くポイントを割り振りました。
また、テーマを気持ち良いタイミングで出した青の栗本ゆみこさん、紫のストーリーをリードした桂佐ん吉さんにもポイントを割り振りました。
大桶純一 様
前提として、チームポイントは『お題にどれだけ到達できたか』と『会場の支配力』を判断基準としてつけさせてもらっています。
【グリーンガッチャピンズ】
・リーダーの澤田さんが不在の中、チームを引っ張ろうとする平岡さんの奮闘は目を見張るものがありました。また、横道さんの自由さ、柳木さんの対応力、今安さんの安定感などにも、いつものグリーンさを感じました。
・EP1を踏襲してEP2を演じる構成にもいつものグリーンらしさを感じたのですが、構成に引っ張られてしまったのか、皆さんの演技(主張)がいつもよりも大人しかったように感じられました。
・また、お題の『雨』を入れ込むことも出来ていなかったように感じられたのでそこが残念に思いました。澤田さんが戻ってきた後も、平岡さんの奮闘に期待したいです。
【黄々麒麟】
・衣装という反則スレスレの主張をすることで、殺陣さんに木枠を持たせ、また、あえて作戦タイムで観客に聞こえるように殺陣さんに指示を出すことで、期待通りの木枠の使い方をさせ、見ている側の心を一気に掴むという技は、まさに何でもアリな黄々麒麟のお家芸に感じられました。
・ただ、即興芝居をテーマで考えた場合、あまりに用意しすぎに見えてしまって即興性を削いでしまっていたことも事実だと思います。EP2、EP3で、全く違う木枠の使い方を見せることが出来れば、より盛り上がったのではないかと思いました。
・富田さん、田中さんの存在感、山本さんの怪演、八幡さんの対応力など、チームの皆さん全員ポテンシャルは凄いので、即興だからこそ起きる人間の爆発を期待したいです。
【パープルシキブ】
・いつもチームの皆さんに好きに動いてもらい、リーダーの萩原さんがしっかりとまとめていく印象があるパープルですが、今回は楠城さんと今野さんのタッグが萩原さんの想像を上回る動きをしていたように思います。萩原さんですらまとめられない、という状況に陥った時、まさにパープルの『こんなはずじゃなかった』という状況が生まれ、突破したときに新しい大きな爆発が生まれるのかもと感じました。常に見たことが無いものに挑戦する萩原さんにぜひその光景を見せて頂きたいです。
・また、今回初参戦の門野さんが立ち回りが凄く器用なゆえに周りに合わせることに終始してしまった印象を受けたので、ぜひ次回は好き勝手に演じて頂きたいです。
【ブルーローゼス】
・お題を全体に上手く盛り込み、さらに笑いに走らず、ブルーの皆さん全員がシリアス目な展開を演じきったのは素晴らしかったです。特に『5』というお題に対して、自分の中に5人の人格がいる、というのは展開としては読めるかな、と思ったのですが、そこに『ネガティブが3人、ポジティブが2人』という一つ深い設定を盛り込んで展開を作られたのは感嘆しました。エンドケイプさんが監督としてお題とチームの皆さんを絶妙にマッチさせた結果なのかと思います。
・エンドケイプさんが「ブルーは誰一人心が折れていない」とおっしゃっていましたが、まさにその通りで、欠員もいる中で全員が一つになったことで優勝という結果が出たのかな、と思います。実力者もたくさんいらっしゃいますが、今回は一つの個としてブルー全体が素晴らしかったです。全員がそろった時、さらに強力な個となって、もっと素晴らしい即興劇を見せてくれることを今後も楽しみにしています。
白神ももこ 様
のっけの静さんの雰囲気からトークも非常にスリリングで既に始まっている感と各チームの意気込みが感じられて、観る前からとても期待度が高まりました。
観ているうちに、これは瞬発力や突っ込み力、回収力みたいなものが目立つ中で、チームのアンサンブル力がとても大事なポイントとして見えてきました。
ブルーローゼスさんは監督のエンドケイプさん始め皆さんのチームへの信頼度が感じられ、作品の不思議さが保たれたまま安易な方向やセリフに走らずシーンが進んでいきました。
対照的にグリーンガッチャピンズは芸達者揃いでしたが、最初から期待度が上がってしまっていたからか出演者の場所への信頼度が低く、安易な感じから出発し、そのまま安易な選択をそれぞれがしていった感がありました。
パーポーシキブさんはカオスをある程度放っておける度量を感じ、ずっとヒヤヒヤさせてもらいました。たまらないヒヤヒヤでした笑。
黄々麒麟さんは、お経の(木魚役とかでてきて)発想が良かったので、遠慮せずにあのままもっと思い切りカオスに振り切って爆裂なお経で昇華させても良かったなと。
ということで、『場』への信頼度を高めることで、安易な笑いなどに走って安心を得ようとしなくなるかもしれないな、と。
ありがとうございました。