2024年 成績

開幕戦 結果

審査員 寸評

大輪貴史 様
紫は「1人長尺スタート」、青は「“アオキチ”残し」、黄は「予告先発」など、さまざまな作戦があり、非常に楽しい回になりました。作戦大好き。
しかし、私は「正統派」で攻めてきた緑に最も多くポイントを割り振りました。「テーマに沿っていた」という点において、緑が圧倒していました。
「テーマの使い方」で笑いを起こしたり感心させたりすることも可能ですが、今回の緑はそこから逃げずに「テーマに正面から入ること」からスタートさせていたのが印象的でした。


大桶純一 様
前提として、チームポイントは『お題にどれだけ到達できたか』と『会場の支配力』を
判断基準としてつけさせてもらっています。
 
パーポーシキブ
・EP1で五十嵐さんを2分40秒見せるという技は大胆で、五十嵐さんもそれに応えて奮闘してくれていましたが、その分一人だけ注目されているせいで『演技中に残り秒数を確認する』など舞台から降りる行為が露骨に注目されてしまったのは残念だったと思います。
・EP2以降、林さんが『ドラえもんとドラミちゃん』という設定付けも含め、流れと空気を支配した立ち回りは素晴らしかったです。ただ、最終的にお題にはギリギリ到達できていなかったかなと思いました。
・パーポーは萩原さんの、常に観客を驚かせようという挑戦的な思考がとても面白いので、引き続きこちらの考えつかないような展開を見せていただきたいです。
 
ブルーローゼス
・自分たちの立場を利用した劇中劇はとても斬新で、とても興味深く見れました。
本人という設定ながら、栗本さんを軸とした立ち回りで個々のキャラクターもしっかり出ていたと思います。
・EP3のラスト、青木さんが静さんとしてラストのセリフを言った時に、意表をつかれたお客さんは驚き、予想していたお客さんはニヤリと出来る、素敵な終わらせ方でした。
・ただ、テーマを『海外旅行』と考えた時に、果たしてこの設定が海外旅行だったのかと考えるとそこは違うかな、とも思いました。
・今回ブルーが一番『好きな人は好き』という空気づくりが出来ていたように思います。これからも独自性を持って突っ走ってほしいです。
 
グリーンガッチャピンズ
・EP1で4人、EP2で4人、EP3で全員混ざる、という構成で、各々のキャラクターが被ることも邪魔することもなくしっかりとお題通りに物語を進行したという点で素晴らしかったです。演技も誰が突出して良い、というよりも、それぞれがそれぞれの良さを引き出し合って相乗効果が出ているという感じで、グリーンの強みが存分に出ていました。
・EP2の序盤に平井さんが足踏みしながら出てきた時、澤田さんが『何やってるんだ』とかではなく『まだそれにハマっているのか』という肯定のセリフを出したことで、最終的にタップダンスの流れに繋がっていったのはかなり凄いと思いました。ここで全てが決まったと思います。
・グリーンのチームワーク、澤田さんの采配は本当に安定感がありますが、逆に言うと安定感が優先して他チームの爆発に負ける可能性もあるので、これからも全力の試合を見せていただきたいです。
 
黄々麒麟
・監督が作戦タイムで指示をしていないことをあえて会場に知らせる、EP1が終わった瞬間に自分から『面白かったね』ということで空気を和らげる等、木村監督の老獪な立ち回りが非常に印象的でした。選手の皆さんも伸び伸びと動いていたように思います。
その中でも、山本さんの怪演と八幡さんの三角関係に持ち込む立ち回りはとても良かったと思います。
・他のチームとは一線を画した空気作りでハードルが下がることにより、EP3のグッパーのくだりや、ラストの殺陣さんなどが逆にアリになってくる、というのも即興舞台での戦い方、面白味の一つだと感じました。
・ただ、監督の立ち回りが注目されることにより、選手の印象が霞む可能性もあるので、次回以降選手の皆さんには監督を喰う勢いで暴れ回っていただきたいと思いました。


山下浩司 様
【パーポー】
冒頭2分40秒の一人語り。一体何が起きるのかとワクワクした。
トップバッターであれをやった監督、引き受けた五十嵐さんはすごい!
ただ一方で展開、内容は少なかったたため策に溺れてしまったように感じた。
安定した芝居をされる林さんの存在は大きかった。
ドラえもんの流れは途中でなぜか予想出来てしまったため(笑)、他のチームと比べると即興劇の意外性が乏しく感じてしまった。
お題に沿っていないことは個人的にはそんなに気にならなかった。
 
【ブルー】
相良さん、マイキーさん、沢柳さんのお芝居が安定していて見やすかった。
EP1とEP2の間での作戦会議時間が4秒程度だったので、監督が何を指示したのかが気になる!
EP2の一番の驚きは澄さんがスーツケースになったことだったので、その部分なのか?
作戦会議もエンタメになっている、このイベントの面白さを強く感じた。
スーツケースが澄さんの発想ならMVP!個人点をもっとつけたい!
 
【グリーン】
尺の使い方、暗転までの流れがとにかく秀逸!
平岡さんの活躍に関してはいい役をもらったなと思うので、監督がすばらしかった。
ただ平岡さんは表情が良かった!平井さんの動き⇒タップダンスという流れを作った役者兼監督の澤田さんは即興芝居の技量がとにかく高く、感嘆!監督を信頼してなのかは分からないが、大きなきっかけを作った平井さんも安定した芝居でコメディとしてとても楽しかった。
 
【黄々麒麟】
山本さん、西野さんの芝居の巧さが意外で(すみません)、冒頭30秒くらいでしっかり物語に引き込まれた。
それ以降はとにかく木村劇場。誰もが認める木村監督だけに、一見何もしていないようにみえる振る舞いが、逆に目先の勝利より一年を通してチームを完成させようとしているように感じた。
考えすぎかもしれませんが・・・。木村監督からあまりに指示がないので芝居が安定している八幡さんが必死に筋を作ろうとしていましたが、それも含めて木村監督の作戦なのかも。
役者の限界を引き上げているように感じた。これも考えすぎかもしれません。。。
でもチームがどうなっていくのか絶対続きをみたい。
木村劇場に引き込まれてしまっています。


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